オモテミノルのプロフィール追加
プロフィール追加
こんにちは
オモテミノル です!
前回のプロフィール記事を自分で読んでみて、あまりよく分からなかったので、追加の記事を書いてみました。
前回、占い師歴40年以上とお話ししましたが、
今日は、私が占い師となったルーツについてお話しいたします。
大学2年の時、自分の進路相談に「ある有名占い師」さんのところへ行きました。
そこで、占い師先生曰く、「あなたの感性を生かすには、私のような仕事。占い師やヒーリングなどの仕事が向いています。」と言われました。
私は、家業である漁業を継ぐか?又は、普通のサラリーマンをした方が良いか?という相談で占ってもらったところ、先ほどの答えです。
私は悩みました。普通の人に言われたのなら、一笑に付すんですが、
ホント悩みに悩んだ結果、家業を継ぐ決心で地元に帰りました。
漁師の息子ですから、小さい頃から、よく親と一緒に沖に出て漁をしてましたので、家業を継ぐ事に関しては何の抵抗もありませんでした。
地元に帰り、親と相談しましたが、とりあえず今は乗組員も足りているから、
お前は、陸(おか)で仕事をしたら良いんじゃないかという事になり、
公務員や準公務員的な仕事や一般的なサラリーマンなど、いろいろ採用試験を受けてみました。
その年の就職戦線は、超氷河期で公務員の採用はありませんでした。
まあそれで、陸(おか)の準公務員的な仕事に就きました。
その話しは大学を卒業した後の事で、占い師先生に観てもらったあと、親との相談も終わり、卒業まで時間が随分と有り余っていました。
ヒマでヒマで、ヒマつぶしのつもりで、その占い師先生のところにまた顔を出しました。
そうしましたら、先生から自分のところで「占い師の修行」をしないかと誘われ、
しばらくそこで占いの勉強、修行をする事になりました。
最初に厚さ約10㎝位の分厚い本を3冊渡され、これを読んでからまた来なさい、と言われ家に帰りました。
最初は真面目に読んでいたんですが、総論はつまらなく、各論になってドンドン面白くなって行きました。
専門用語が多く、何やら小難しい事が沢山書いてあるのですが、何となく理解できるのです。
占い師先生から最初に言われた通り、感性が合致しているのか理解できるのです。
不思議なものですね。
その本は約二週間ほどで、大体読み終えたので、また占い師先生のところに顔を出すと、
先生
「もう読んだの?ホントに〜?(疑いの眼差しです)
素人がそんなに早く読めるもんじゃない、絶対嘘に決まってると思ったらしいです。」
私
「難しくて、ザーッと流し読みしただけですが、一応最後まで目を通しました。」
先生
「じゃあ、今夜はお客さんがたくさん来てるから、すぐに店に出てお客さんの相談に乗ってください。」と言われ、
私
「えッエエエ〜〜ッ!
そんなん無理でしょう!」
先生
「本を読んだのなら、大丈夫だから。さぁ自信持って!」
もう今夜から、
お店デビューです。
私
「(心の中では)そんなんアリかよ〜‼️」と思いながら、
「もう何とでもなれ〜‼️」
ヤケッパチです。
お店デビュー!
私
「お客さん、今日は何のご相談ですか?」
もう何年も占い師をやっているような顔つきで、お客さんに接してみました。
お客さん
「えッ!今日はいつもの先生じゃないんですか?」
私
「今日は、お客さんが大勢で立て込んでますので、弟子の私がアルバイトに来てるんです。」
「イヤなら、お待ちいただいてもらわないと、先生に観てもらうことは出来ませんよ」
と言うと、
お客さんが、私でもイイです。
と言うじゃないですか。
私
「(心の中では)まいったなァーと思いながら、
何となくそれらしい雰囲気で、お客さんに接していました。」
そして、観終わったあと、
お客さんがスッキリしました。ありがとうございました。
と、お礼を言って帰られた時には、背中や顔から汗がドド〜ッ!と吹き出しました。
そして、その日は5人のお客さんを観てあげて、
帰る時には先生から、お褒めの言葉とねぎらいの言葉と、その日のアルバイト料をいただきました。
私にすれば、たった5人観ただけで破格の金額を頂戴しました。
先生、お客さんに感謝の気持ちで家に帰った記憶があります。
それが私の占い師としての最初の経験です。
私は、お客さんの質問に答える時、本書いてある通りに答えただけです。
それでお金をもらえるなんて、
何と素晴らしい仕事なんや!
お客さんに喜んでもらって、お金をもらえて、ホント素晴らしい仕事やな〜‼️
と実感しました。
それから、先生のところでアルバイトに精出して稼ぎました。
それまでのビンボー学生が、急に金回りが良くなった感じです。
お金だけじゃありません、占い師としての自覚も芽生え、以前よりも真剣に勉強するようになりました。
学校、バイト、お金、、。と人生が上手く回転しだした感じです。
でも、それも長くは続々きません。
大学を卒業して就職することとなり、東京から田舎(実家)に帰りました。
そして、就職して初めての給料日、初めての給料袋を開いた時のショック‼️
今でも忘れません。
この会社の給料は、
日給か〜ッ‼️???
占い師のバイトをしていた時のお小遣いよりも少ない。
圧倒的に少ない。
周りにいた先輩に聞きました。
私
「この会社は、日給制ですか?」
先輩
「日給の訳ないやろ〜‼️」
私
「(心の中では)ワァ〜‼️何というところに就職してしまったんや〜‼️」
「参ったなァー。どうしよう!こんな金額じゃひと月もたん。遊べん。
これから、どうやって生活すりゃいいんや〜‼️
ああ〜ッ!(頭を抱えました)マジで!」
それからです、
田舎でお金を増やす、お小遣いを増やすために、占い師を始めました。
最初は、占い師としての宣伝も兼ねて、夜の歓楽街へ飲食街へ!
お店デビュー!です。
でも、東京と違うのは店は店でも飲み屋さんでのデビューです。
知人の飲み屋で、ホステスさんや飲み屋のお客さんの「手相」を観たり、相談に乗ったり、中にはホステスさんにモテたいがために、
私に「手相」を教えてほしい、というお客さんまで現れる始末で、ワイワイガヤガヤと歓楽街でお声がかかるようになり、
その内、自分で飲み屋を経営するようになりました。
もちろん店では、「手相」を観て、恋愛相談や相性占いもしていましたので、街では人気も出ました。
お金が入るようになると、いろいろな人が集まりますので、邪気もいっぱいです。
お人好しの私は、店のお金を持ち逃げされたことも何度もあります。
お金を持ち逃げされてからは、飲み屋さんをやめて、会社には内緒で「占い師」一本で副業をするようになりました。
今回も長々と書いてしまいましたので、
その副業については、また次回のブログをお楽しみに。
では、失礼いたします。
なお、分かりにくい部分やご不明なことなどございましたら、
このブログにコメントをお待ちしております。
ではまた、
感謝です。
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